まちのカイゼン

2009年5月31日 (日)

博覧会

 先週の初め、横浜に行く機会がありました。
今、横浜では「開国博Y+150」が行われています。
市内のあちこちで、毎日何かしらイベントが行われていて、
有料のゾーンもありますが、(そこはやや人が少ないような・・・)
皆さん、お金の掛からないエリアで楽しんでいるようです。
また、開国博の柱のひとつになっているのが、
市民ボランティアガイドによる「まち歩き」で、
横浜の街の魅力を感じ、楽しんでもらおうとするものです。

かつて博覧会といえば、大々的にパビリオンをつくって、
めずらしいものを見せるというイメージがありましたが、
今では、まちそのものを楽しむという形に
変わってきたように思います。
「まち歩き」を中心に据えた博覧会として成功した
2006年開催の「長崎さるく博」が
その契機となったのではないかと思います。

今や「まち歩き」は、
そのまちの魅力を地域内外の人に伝えるための
重要な仕組みになっていると言えるでしょう。

例えば、中心市街地などの限られたエリアで、
小規模な博覧会を開催してはどうでしょうか。
もちろん新たにパビリオンをつくるのではなく、
既存のまちや商店街を生かして、
地域の人でイベントを企画し、
来街者のガイドも地元の人達で、自分達のまちを案内し、
地元にあるものをもう一度掘り起こし磨いたものを、
たくさんの来街客に楽しんでもらうことで、
まちが生き生きしてくるのではないでしょうか。
                                                                        〈T.Kawa〉

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2009年1月31日 (土)

コラボレーションで魅力づくり

幾つかのものを「適切に」組み合わせることで、
個々のものが持つ以上の魅力をつくることが可能になります。
一つ一つに魅力があるものを「適切に」組み合わせることができれば
なおのこと、新しいイメージを持つものが生まれると思います。

2009年の横浜開港150周年を盛り上げようと、
横浜を代表する「霧笛楼」、「ありあけ」、「崎陽軒」の3社が、
コラボレーション企画として、
「横濱ギフト」というお菓子の詰め合わせセットを発売しました。
「霧笛楼」の「横濱煉瓦」、
「ありあけ」の「ありあけのハーバー・黒船ハーバー」、
「崎陽軒」の「横濱月餅」が一度に味わえるもので、
早速買いました。
横浜を代表するブランド企業が、
コラボレーションによって、先頭に立って、
まちを盛り上げようというところがすばらしいです。

地元企業のコラボレーションで、
既存の商品を新しいパッケージでつつむことで、
新しいイメージの商品が生まれる。
あなたのまちでもチャレンジしてみたらどうでしょう。

                                                                                 〈T.Kawa〉

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2008年11月17日 (月)

水の魅力

まちの活性化は、何れの都市においても大きな課題ですが、
どのまちにもきらりと光る魅力ある細部がたくさんあるものです。
先週出張した鹿角・花輪地区で見かけた
「おせど」(お伊勢井戸)もその一つです。
清水が湧き出ている共同の水場で、
今も大切に使われていて、
通り掛かりの人が一休みし、水を飲んでいく光景が見られます。
ここでは、大堰と言う用水がまちの中心を流れていて、
これも大変気持ちの良い風景をつくり出しています。

街なかの身近なところで、飲める水、触れる水、眺める水など、
様々な水の魅力を活かすことができれば、
そのまちを、もっと
うるおいのある豊かなまちにすることができると思います。

                                                                                     〈T.Kawa〉

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2008年11月 7日 (金)

街なか観光の視点

先週は、秋田県鹿角市に出張。
もう山の上の方には雪が積もっており、
冬が近づいていることを感じさせます。

地方のどの都市でも、まちの活性化に向け、
真剣な取り組みを行おうとしておられますが、
街なかを行き交う人が少ない中では、
交流人口を少しでも増やそうとする、観光の視点、
街なか観光の視点が、
ますます重要になってきていることを痛感します。

今の時代、単なる物見遊山という観光ではなく、
個人やグループで、
そのまちの本物を、体験したり、体感したり、
味わったり、
地元の人とコミュニケーションしたり、
癒されたり、
ということが求められていて、
そうした経験や感動を与えることができるまちであれば、
一度訪れた客がリピーターとなり、
さらに口コミでまちの良さが伝わって、来街客が増加する。
こうした好循環を生み出す仕組みづくりを
模索する必要があるでしょう。

もう一度、まちのすべてのものを観光の視点で見直してみる。
そこに新しい発想が浮び上がってくるのではないでしょうか。

                                        〈T.Kawa〉

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2008年10月20日 (月)

ボランティアスタッフ

10月はどこもイベントが盛りだくさんですが、
昨日は、ウォーキングを兼ねて三軒茶屋で行ってきました。
1万2千歩、普段は7千歩くらいですから、いささかくたびれましたが。

「三茶de大道芸」という、もう10年くらい続いていて、
土日の2日間で16万人くらい集客する、結構大きなイベントです。
三軒茶屋の駅周辺のあちこちに会場・舞台があって、
国内外のパフォーマーの大道芸を楽しんできました。
大きい会場の、はでなパフォーマンスが確かに目につきましたが、
生鮮食料品の店が並ぶ、近隣商店街の一角で、
ちょっとした広場が舞台になっていて、
近所の大人から子ども達が集まって楽しんでいて、まわりの店では、
いつも以上に頑張って呼び込みの声を出している。
そんないつもとちょっと違う光景が見られたのは、なかなか良かったです。

この三軒茶屋のイベントでも気がつきましたが、
イベントが楽しくなるかどうかは、
ボランティアスタッフの存在が大きいということです。
ただの裏方というのではなく、ボランティアスタッフも一緒になって、
楽しんでいるイベントは、成功まちがいなしと確信しました。
神楽坂のイベントでも、まち歩きツアーのボランティアガイドや、
ボランティアスタッフの方が活躍されていました。

イベントに限らず、
ボランティアスタッフのような、
まちや商店街を支えてくれる人たちと一緒になって、
様々な取り組みをすることが、
まちや商店街の活性化を実現するのだと実感させます。
                                                                                           〈T.Kawa〉

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2008年10月16日 (木)

私設資料館

雛人形と花のまち鴻巣市で、商店街活性化の話をさせて頂きました。
少子化の流れの中で、雛人形の製造販売もなかなか厳しい状況が伺えます。
市の方に、短時間でしたがまちの中を案内して頂いて、
中山道の商店街から、鴻神社、勝願寺、
そして雛屋歴史資料館を拝見させて頂きました。
この資料館には、
江戸時代から現在までの、様々な雛人形や写真、古文書など、
すばらしいまちのお宝が展示され、カフェも併設されています。
(じっくり昔の雛人形を拝見したかったし、
カフェに入ってゆっくりする時間もなかったのが残念です。)
自店の蔵を生かして運営されているそうですが、
個店の歴史が、そのまちの歴史や文化の一端を担ってきたということが、
この資料館をみると良く分かります。
立派なまちの文化拠点となっていますから、
鴻巣駅から中山道を経て雛屋歴史資料館をめぐるコースは、
途中にたくさんの花が咲いていたり、
休み処や食べ歩きができる処を設けるなどの工夫をすれば、
まち歩きとしてうんと楽しいコースになり、首都圏の、
ちょっと半日、息抜きと気分転換ができる、
街なか観光の拠点になるのではと思われます。
資料館の運営を続けることは、大変だと思いますが、
ぜひ、まちぐるみで応援してほしいものです。

                                                                              〈T.Kawa〉

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