2009年11月 9日 (月)

良いものは小さな包みで

「良いものは小さな包みで届けられる」という言葉が
外国(欧米か?)にはあるそうです。

企業の合併が進み、流通業や飲食業でも大型化、チェーン化し、
チェーン店ばかりが席巻するまちや商店街では、
どこも同じようなまちが出来上がって、
まちの個性や魅力、面白さに欠けるのではないでしょうか。
チェーン店と並んでたくさんの、バラエティに富んだ
中小の個店が頑張っているまちや商店街こそが
界隈としての魅力を発揮できるのだと思います。
吉祥寺、下北沢、自由が丘などが魅力あるまちと言われるのも、
様々な中小の個店が数多く立地していればこそだと思います。

古くから地元に根づいている店、
若い人が起業して経営している店
チェーン店では決して真似のできない独自の品揃えの店
暖かい接客、コミュニケーションの楽しめる店
生き生きとした店主やおかみさんの顔が見える店

まちや商店街に箱モノの大きな拠点をつくるのではなく、
あえて、小さな質の良いものをたくさん用意する。

中小の個店が息長く経営を続けられる仕組み
若い人やリタイアした人が起業できる仕組み
個性ある中小の個店を生み出し、
継続できる仕組みや環境をつくることが、
まちや商店街の活性化につながるのだと思います。

Good thing come in small packeges.

                                                                       〈T.Kawa〉

10

|

2009年10月27日 (火)

タワーランチ

新しいタワーの建設も着々と進んで、
マスコミにもタワーがらみの記事や映像が
頻繁に出るようになってきました。
土日は、建設中のタワーの写真を撮影する人が増えてきました。
ただ、タワーの周辺のまちの話題は、
残念ながらあまり新聞、雑誌、テレビなどで見掛けません。

タワー周辺のまちをもっと盛り上げようということで、
先日の商業部会では、様々な提案が出てきて、
いくつかの試作品も登場しました。
タワーランチも、その一つで、飲食店のグループで、
各店舗の味を生かしたランチを創ろうという試みです。
試作品は、形も面白いですし、味も言うことなしです。
さらにシェイプアップして、近々お目見えするでしょう。
押上の料飲組合ではマップを作成されましたし、
英文による個店紹介パンフの見本もあり、
来月発売を予定している新商品も披露されました。
こうした地元店の取り組みが、話題になって、
まちが盛り上がるのではないかと、期待がふくらみます。

来街客や観光客を楽しませるためには、
地元のまちや店や人が、
面白がって様々なことに取り組むことが一番だと思います。
新しいタワーができるというせっかくの機会です。
皆でもっと面白がる。
タワーランチも、その一つです。

                                                                 〈T.Kawa〉

Photo

|

2009年10月25日 (日)

アートマルシェ

企画段階で少しお手伝いしていた
「朝霞アートマルシェ2009」の会場へ。
朝霞駅の東口と南口の2つの駅前広場を使って行われた
市民の手づくり作品を展示・販売するイベントです。
昨日から雨模様で、開催できるか心配していましたが、
何とか降り止んで、無事開催の運びに。
屋外のイベントは、お天気次第なので
いつもはらはらさせられます。

30人程が出店・出展されたマルシェは大盛況で、
終わりの時間まで人が絶えることがありませんでした。
途中、ステージでは、泉谷しげるさんのライブがあり、
この時は、さすが、駅前広場から人があふれました。
久々に聞いた泉谷節は、なつかしく感動しました。

子ども達が駅前広場の路面にチョークで絵を描いたり、
参加した人達が楽しんでいたのが印象的でした。
今回が初めての開催でしたが、
アートを身近に楽しんでもらえたことで、次回来年以降、
地元に根づくイベントになってくれるはずです。

                                                                  〈T.Kawa〉

Photo

|

2009年10月24日 (土)

マルシェ・ジャポン

一週間ほど前、マルシェ・ジャポンの
ファーマーズマーケットが開催されているということで
国連大学前の広場へ行ってきました。
出店者の数や全体の規模は、
それほど大きなものではありませんでしたが、
農産物の陳列などは、
よくある泥臭く(良い意味で)素朴な直売市と違って、
陳列用のパッケージというか木箱も統一されていて、
ちょっとおしゃれな感じでした。
改めて、見直した感があったのですが、
日本の農産物も結構色彩豊かで美しいです。
「地産多消」というキャッチフレーズを見掛けましたが、
農産物の販売の販路を増やそうとする発想も
すばらしいと思いました。
特に、驚いたのは、
販売している出店者の生産者の方が
皆若い方ばかりだということです。
彼らのような
若い生産者が日本の農業を支えつつあると思うと、
心強く思います。
こうした生産者の方々とまちや商店街が連携できれば、
沈滞する商店街に活が入るのではと期待するのですが。

                            〈T.Kawa〉

Photo

|

2009年10月23日 (金)

鳴子温泉で手湯

岩出山から鳴子温泉へ
わずか30分ばかり、
街なかを通り過ぎただけと言えるような時間でしたが、
鳴子温泉駅などに足湯は当然のようにあって、
今回初めて見たのが「手湯」。
他の所でもあるのでしょうが、
手を入れてみるとなかなか気持ちが良いものです。
お湯から出た後、手を拭くだけで済むのも簡単で良いです

昼間でしたから人通りもほとんどありませんでしたが、
多くの温泉地が厳しい状況と聞きますが、鳴子はどうなのでしょうか。
イベントなどの取り組みに頑張っておられるようですが。

時間に追われていましたが、名物「栗だんご」だけは買って帰りました。
結構美味しい。

                                                                            〈T.Kawa〉

Photo

|

2009年10月22日 (木)

あ・ら・伊達な道の駅

古川から岩出山へ。
東北随一の集客力を誇ると言われる道の駅
「あ・ら・伊達な道の駅」へ。名前もシャレてます。
決して、施設規模は大きくはありませんが、
年間来客数は2007年度に約350万人。
厳しい経済情勢の中、
来客数は前年比116.5%と伸びているそうです。
人気は、何と言っても農産物直売所です。
平日のこの日も賑わっていました。
一概には言えませんが、この厳しい状況でも、
各地の農産物直売所は、いずれも良く売れているようです。
その日地元で採れた新鮮なものには、
確かに強力な商品力があります。
名物のかりんとうを買って、
レストランで地場野菜のランチ。
新鮮・素朴で結構な味、なかなか良かったです。

                                                                   〈T.Kawa〉

Photo

|

2009年10月21日 (水)

空き電話ボックスでネット

先日、宮城県の大崎市へ。
JR古川駅近くの商店街の使われなくなった電話ボックスが、
インターネット利用の場になっていました。
一人一台の携帯電話の時代、
どこの公衆電話も、どんどん減少していますが、
公衆電話が撤去された電話ボックスに、
駅前商店街が、ネットの接続料を負担して、
インターネットを24時間無料で使える
ノートパソコンを設置したものだそうです。
題して「ドコデモdoor1号」。
高校生の通学路にあるので、
利用者が増えればと期待が大きいようですが、
その成果や如何に。

街なかや商店街にある不要になったもの、
使われなくなったものを再生・活用する知恵は、
皆で絞れば、まだまだ出てきそうです。

                                                                 〈T.Kawa〉

Photo

|

2009年10月20日 (火)

鷲宮町に商いの文化

「らき☆すた」で話題の鷲宮町で、
地元店の方々から話をお聞きする機会がありました。
今でも数多くのファンが来街しているとのことですが、
地元店では、
せっかく遠くから来てくれたのだからということで、
イスをだす、お茶をだす、会話を楽しむ、会話のやりとりが気持ち良い。
個々の店で、今まではなかった客とのコミュニケーションができ、
ファンと地元店で、あたかも
親戚づきあいのような関係が生まれている店もあるようです。
その結果、町を見て廻って直ぐ帰ってしまうのでなく、
ファンの鷲宮での滞在時間が長い。
リピーター率の高く、何度も訪れているファンも多くいるとのことです。
らき☆すたファンが、いわゆる観光客ではなく、鷲宮ファンになっています。

こうした盛り上がりの原点は、
この際儲けてやろうという気持ちでなく、
個店の「おもてなし」の良さに尽きるのではないかと思います。
儲けようというところが見えると、
とたんにファンが引いてしまうとのこと。
ビジネスライクではない、「おもてなし」が柱になった、
商いの文化を改めて実感したしだいです。

                                                                                          〈T.Kawa〉

Photo

|

2009年9月29日 (火)

「群言堂の根のある暮らし」

 石見銀山を基盤に、服・雑貨等のブランドを立ち上げ、
全国展開されている松葉さんが書かれた
「群言堂の根のある暮らし」という本を読みました。
 世界遺産に登録され、今や脚光を浴びる観光地のようですが、
そうなるずっと以前から過疎のまちにしっかりと根をおろし、
ゆるぎのないコンセプトで、
地域の人たちといっしょになってビジネスを展開されている姿勢に
以前から大いなる関心をもっていました。
今いる場所にしっかりと根を張ること、
今その周りの人たちと一緒にものごとをつくり上げていくこと、
この本で、改めて、ビジネスの真髄に触れた気がします。
 町おこしについて書かれたところも印象に残っています。
『・・・町はおこす必要もないと思っていますが、・・・・・・
本業に精出さずして町おこしができるはずはありません。・・・
一生懸命に服や雑貨のデザインをし、
いい店をつくるのが町おこしにつながると考えています。
一人ひとりが幸せで、楽しい暮らしができ、ビジネスが成り立てば、
それこそが町おこしになると思うのです。・・・』

改めて、思い知らされます。
まちづくり、
確かなことは今ここから出発するしかないのだと。

                                                                            (T.Kawa)

|

2009年8月30日 (日)

再開 ひらがなの「かいぜん」へ

写真家荒木経惟さんが出された「トーキョー・アルキ」という本の中に
印象的なフレーズがありました。

林立する高層ビルを望みながら
『なんだか、東京がどんどんカタカナになっていく。
前は、もうちょっとひらがなが残っていたんだけどな。』

これまで、ブログで「カイゼン」という言葉を使ってきました。
言うまでもなく、トヨタ生産方式の一つとして海外でも知られる、
作業の見直し活動の名前を借りたものです。
個店の経営では、店舗と作業場や倉庫などの裏方が現場であり、
顧客との接点となる場ですが、この現場で、
ムリ、ムダ、ムダを無くす継続的な取り組みはもちろん不可欠ですし、
商品、顧客サービス、接客など個店に係るすべてを磨き直すことによって、
個店の魅力を高め、顧客とのつながりを復活させることが必要です。

ただ、
ブログを始めた時にも書いていたとおり、
街場の個店の「かいぜん」とは、
24時間店舗に張りつかざるを得ない個店の皆さんにとって、
「自分の自由になる時間」を生み出し、
それを新たな取り組みや勉強や趣味に充てる、
ゆとりある経営を実現しようとするものでもあります。
それは、
長期にわたって生き残る柔軟な個店経営を目指そうとするもので、
確かに、1秒1秒身を削るゆとりのないカタカナの「カイゼン」よりも、
豊かな時を生き酔うとする上では、
ひらがなの「かいぜん」こそが、よりふさわしいと言えるでしょう。

                                                                                         〈T.Kawa〉

|

«向こう三軒両隣